本日の名言はこちらから。
ハローバイバイ・関 暁夫のヒット作第2弾です。
第1弾、ってか、まだ関氏がやりすぎコージーで都市伝説を披露していた時期は、
私、いろんな酒の席でネタパクって使わせていただいておりました。ありがとうございます。
まあそのやりすぎコージー時代から関氏はこの台詞、
信じるか信じないかはあなた次第です。
ってのはずっと使ってたんですけどね。
そのときはこのブログやってなかったので無問題。
今回の第2弾、まあ面白かったんですけどちょっとネタ切れ感がある。
酒の場では使えません。
あと、何故か不思議な事に後半にかけて政治臭がプンプンするのがちょっと・・・
ちょっとラスト1編から引用してみましょうか。
因みにラスト前のタイトルは『大空のサムライ』。内容は推し量れ。
■『受け継がれし語られる者たちへ』
アメリカは核の主導権を握るために、日本に原爆を落とし、世界にアメリカの力を見せ付けたのです。
そして広島平和記念公園の「原爆死没者慰霊碑」にはこんな言葉が刻まれています。
『安らかに眠ってください。過ちは繰り返しませんから』
この文章には主語がありません。過ちを繰り返さないのは日本なのでしょうか?原爆で大量に市民を虐殺するという「過ち」を犯したのは、アメリカです。なのに、なぜ日本人が「過ち」を犯したかのように書かれているのでしょう?そもそもこれは日本人が言うべき言葉なのでしょうか。 |
因みに太字は原文ママ。コレ読んだだけで前作読んだ人はもう違和感覚えるかもしれませんね。
これ本当にハローバイバイ・関が書いた本なのかと。
ちなみにこの、
『安らかに眠ってください。過ちは繰り返しませんから』
に対しての論争はコチラ原爆慰霊碑碑文論争に要約があります。
どちらが真理に近いのかを判断するのはあなた次第。
ほか、本編の中で強調文字で書かれているワードを抜粋。
●100年後、200年後の日本人の為に死んでいった幕末の志士たちは、このような未来を望んでいたのでしょうか?
●いま私たちが生きているこの日本の大地には、明治、大正、昭和の時代をとおして日本の未来のために命をかけて闘ってくれた、大勢の人達の血と涙が染み込んでいるのです。
等々。
なんだかなー。
別に書かれている内容に対しての反論を強く持っているわけではないですけど、なんか作為を感じる本でした。でももしかしたら、真面目に語っている所の内容は『都市』が作った『伝説』だという強烈な皮肉で書いてるのかもと深読みしてみる。PR